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香港 2010年3月2日(火曜日)
「アジアに無限の可能性」HSBCが照準明確に[金融]-引用元NNA
今年2月から香港に勤務するHSBCホールディングスのマイケル・ゲーガン最高経営責任者(CEO)が1日、現地で記者会見に臨み、今後のアジア事業について「無限のチャンスがある」と大きな期待感を示した。同社のアジア太平洋事業の55%を占める香港に対しては、「世界で最も成長著しい地域の心臓部」と形容。さらなる事業拡大に意欲を示した。

ゲーガンCEOは1日に開かれた2009年12月期決算発表会見に出席し、HSBCグループの今後の戦略として「2種類の回復速度」に合わせた事業展開を表明。経済成長率2%程度が見込まれる欧州、北米など先進地域市場よりも、6%成長を見込むアジア市場に注力する方針を打ち出した。
自身が2月1日から香港に拠点を移したのもその一環と位置付け、「アジアの成長物語は今後も継続する。アジアにおける事業チャンスは明白で無限に広がっている」と強調した。「移転は当社の深いルーツを反映したものであり、また、ビジネス形態の変化を表している。戦略的な決定であると同時に、世界中すべての高成長市場を狙うHSBCの強い意欲を象徴するものである」と述べた。回復期の世界経済においてアジアの影響力がより大きくなるとしている。
同社は昨年度、欧州事業が不振で営業利益ベースで前期比63.1%減の40億米ドルと大幅減益を計上したのに対し、香港が同7.9%減の50億米ドル、その他アジア太平洋地域が同11.1%減の42億米ドルと踏みとどまった。CEOの移転と合わせ、名実ともにアジアが欧州を抜き、事業の中核となった形。北米事業の赤字は50.1%減の77億米ドルと大幅に縮小した。
■2%増益確保
香港では引き続き、住宅ローン、クレジットカード、保険などの各部門で市場シェア首位を維持。特にHSBCプレミアの口座数は昨年度を通じ28.6%増加した。また、中国本土ではネットワーク拡張を進め、近く100拠点目がオープンする運び。さらに、中国交通銀行とのクレジットカード合弁の設立計画や保険事業への参入など最新の動きに触れた上で、「他の国際的な銀行が短期利益のために中国の銀行株を売却する中、当社は投資をさらに拡大した」と地域経済への貢献を強調した。
同日発表した同社の2009年12月期決算は純利益が1.9%増の58億米ドル。アジア太平洋地域を統括する香港上海銀行は純利益が同8.9%減の458億HKドル(約6,300億円)だった。<香港>
■引用元NNA
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