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8月26日(ブルームバーグ)
英銀HSBCホールディングスがスイスで営業するプライベートバンク部門の資金状況は、今年1-6月(上期)にアジアからの流入で入超となった。
フランスとイタリアの国税当局は同部門の元従業員が盗み出した顧客データを基に脱税を調査しており、これを嫌気して欧州顧客の資金が流出している。
同プライベートバンク部門が26日発表した資料によると、上期の資金流出入は49億スイス・フラン(約4041億円)の入超。半分以上をアジアからの資金が占めた。欧州およびイスラエルの顧客資金の流出額は約6億フラン。ヘッジファンドの資金引き揚げは3億フランに上った。
HSBCは今年3月、ジュネーブで勤務していた元ソフトウエア技術者が2万4000を超える口座情報を盗み出したことを明らかにした。フランス政府はこの盗難データを使って脱税を調査、5月にはイタリアの検察当局と情報を共有した。
これにはイタリア人5728人とスイスに口座を保有する複数企業の情報が含まれ、口座残高は総額69億ドルとされている。
同プライベートバンク部門のアレクサンダー・ゼラー最高経営責任者(CEO)はジュネーブで記者団に対し、「事件は極めて遺憾に思うが、当行の将来を危険にさらすものではない」と述べた。窃盗事件が欧州顧客の資金流出の理由の一つであると認めた上で、「当行にとって過去最大のストレステストだった」と続けた。
上期の運用資産は3.1%増の1951億フラン。中南米諸国からの資金純流入は10億フラン、中東・アフリカ地域は4億フランだった。
■引用元:ブルームバーグ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=an.myjSIh_C8
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